今回の「エノーラ・ホームズの事件簿」シリーズは、あの名探偵シャーロックホームズに妹がいたという設定のミステリー小説です。
最初、その設定を見ただけでも面白そうと思いましたが、皆さんはどうでしょうか?
ミステリー小説なんですが、どちらかと言うと”冒険”を楽しんでもらいたい作品。
日本でも文庫本としてその原作が読めますし、Netflixで映画化もされているので、小説を読むのがちょっと苦手・・・という方は映画もおすすめです!
今回は、そんなナンシー・スプリンガーさんの「エノーラ・ホームズの事件簿 消えた公爵家の子息」を読んでの感想やおすすめしたい理由についてもご紹介します!
是非、最後までゆっくりとご覧くださいね。
ナンシースプリンガー「エノーラ・ホームズの事件簿消えた公爵家の子息」を読んだ感想について
「エノーラ・ホームズの事件簿 消えた公爵家の子息」を読んだ感想をご紹介します。
この小説は、Netflixで映画化もされたシリーズです。
世界的に有名な推理小説「シャーロック・ホームズ」の主人公、シャーロックには実は妹がいたという設定です。
このシリーズにももちろんシャーロックやマイクロソフトも出てきますが、主人公はあくまで妹のエノーラになります。
この時代の女性は今と違って、地位や名誉を獲得することが少々難しい中で、エノーラや彼女の母がその時代に逆らうように生きようとしていることが、今のフェミニズムにも繋がるところもあるのでは勇気づけられます。
もちろん推理小説なので、各地に散りばめられた謎が小説を読み進んでいく度に明らかになっていくワクワク感はなんとも爽快です。
また、シャーロックホームズでお馴染みのキャラクターがオリジナルとは少し違う、さらに人間味に溢れた描かれ方をしているので、オリジナルが好きな方も楽しめる作品になっていると思います。
そして、ストーリー自体はシリアスな推理小説ではなく、人物像も含め愛着が湧くようなコミカルな感じに描かれているため、飽きが来ることもありませんでした。
アメリカでシリーズ本として出版されており、日本でも5作品がリリースされているようです。
シリーズによって、お気に入りの作品を見つけることができるのも良い点だと思います。
ナンシースプリンガーのプロフィールや経歴について
ナンシー・スプリンガーさんのプロフィールをご紹介します。
プロフィールについて
- 名前:ナンシー・スプリンガー
- 本名:ナンシー・スプリンガー
- 年齢:76歳(2024年10月現在)
- 生年月日:1948年7月5日
- 出身:アメリカ・ニュージャージー州
- 身長:不明
- 血液型:不明
経歴やエピソードについて
ナンシー・スプリンガーさんは、1948年7月5日生まれで、ファンタジー、ヤングアダルト文学、ミステリー、SFのアメリカの作家です。
1994年に『Larque on the Wing』でティプトリー賞を受賞し、1995年に『Toughing It』でアメリカ推理作家協会のエドガー賞を、1996年に『Looking for Jamie Bridger』で同賞も受けました。
さらに、1999年には小説『I am Mordred』でペンシルバニア図書館協会からキャロリン・W・フィールド賞を受賞しています。
40年近くにわたるキャリアで50冊以上の著作があります。
ナンシースプリンガーの主な代表作品
ナンシー・スプリンガーさんの主な代表作品は以下の通りです。
- The Book of the Isle
- Sea King
- Tales of Roman Hood
エノーラ・ホームズの事件簿シリーズが人気ですが、それ以外の作品も興味を持たれた方は是非読んでみて下さいね!
ナンシスプリンガー「エノーラ・ホームズの事件簿消えた公爵家の子息」をこんな人におすすめしたい!
「エノーラ・ホームズの事件簿 消えた公爵家の子息」をお勧めしたい理由についてもご紹介します!
まず、Netflixで実写版の映画作品を見たことがある方にはぜひおすすめです。
どの実写化作品にもいえることですが、やはり小説のほうが登場人物たちの心情やその場面の描写がより詳細で鮮明になるので、映画とはまた違う面白さを発見できると思います。
映画の俳優たちもハマり役だと思うので、頭の中でその顔を想像しながら読むと小説も映画もどちらも味わい、楽しめると思います。
またこちらの小説は児童文学でもありますので、やはり子どもたちに読んで欲しいです。
長編小説に初挑戦する際にも比較的難しい言葉が少なく、楽しく読み進めることができると思うので、本好き、本に興味のある子たちにはぜひ読んでもらいたい作品です。
シリーズで揃えることができるのもまた魅力ですね。
まとめ
今回は、ナンシー・スプリンガーさんの「エノーラ・ホームズの事件簿 消えた公爵家の子息」についてご紹介しました。
日本でも原作が文庫本として刊行されていて、シリーズとして人気の高い作品です。
映画化もされていますが、小説と映画の両方を見比べてみても面白いかもしれません。
エノーラの活躍ぶりを是非楽しんでもらいたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。